クラウチングスタート(2020年春)/昨秋(2019年)からの変遷(動画付)

練習に取り組み始めた当初(2019年10月)

 「スタンディングスタート(2020年春)/昨秋(2019年)からの変遷(動画付)」の最初の動画にあるように無茶苦茶なスタートを矯正するべく取り組みました。下の動画で10月下旬時点の有様です。

2019年10月20日のクラウチングスタート

 大会の動画で大体のどんなもんか分かっていたつもりでしたし、スタブロ(スターティングブロック)がないのを差し引いても自分を見て、恥ずかしくなってしまいました。思いっきり脚が巻き上がり、浮いてしまっています。しかし、癖のついた動きを直すのは大変です。なので、まずは年末までの2か月強、スタンディングスタートだけに取り組みました。

約2か月後(2020年1月初旬)

 そうして迎えた年明け3日の動画が下のものです。

2020年1月3日のクラウチングスタートです。

  スタンディングスタートは12月上旬頃に少しずつ形になってきたのですが、 何とか足を巻き上げないように、という意識もむなしくあまり改善が見られません。クラウチングスタートの形をとっただけで体がちゃんと動いてくれません。1歩目をスタンディングスタートの形に近づくように、スタンディングスタートを何本かやってみて、その感覚をトレースする練習をしばらく続けました。

約3か月後(2020年2月上旬)

 1か月と少し続けた後の2月上旬の動画が下です。だいぶマシになってきましたが1歩目が浅いです。

2020年2月9日のクラウチングスタート

 どうやったら1歩目がもっと大きく出るのか?ただ大きく出ても速いスタートが切れなかったら意味がありません。後ろ足で蹴るとか、前足を地面に傾斜させるとか、踏み込むとか、色々なアドバイスをネットで見ては試しましたが、どれもなかなかしっくりきませんでした。ふとYouTubeの「TKD」さんの番組「【50m対決】100m10秒5で走る先輩に勝ちたい。。」のこざおさんのスタートを見てお尻を上げてみようかと思いつきました。下の動画です。

2020年2月23日のクラウチングスタート

 もちろんご本人のスタートとは雲泥の差がありすぎですが、素人のおっさんにも施しを受ける部分があって、自分の中ではかなりスムーズに飛び出せるようになりました。このようにコツが何となく分かってくると改善のペースが良くなってきます。

約4か月後(2020年3月初旬)

 下が3月に入ってすぐの動画です。でも、形ばかり意識して飛び出しが緩慢な感じです。

2020年3月1日のクラウチングスタートです。

 この時点では、構えの時にかなり体が前に傾いていますが本人は全く気付かず。この頃から、どうやったら早いスタートができるのか考えだしました。そんな時にYouTube「むぐたんちゃんねる」さんの「[陸上]全国チャンピオンによる100mの極意/スタート/スタブロの使い方/勝手に陸上教室/100mの走り方講座/東京五輪。まだ間に合う」を見ます。”Set”の時の「腕はまっすぐ(地面とに垂直)」と説明されています。

約4か月半後(2020年3月中旬)

そうだったのか…と修正したのが下の動画です。

2020年3月15日のクラウチングスタートです。

 飛び出しが 更にしやすくなりました。また、構えも安定してきたように思います。しかし1歩目が弱いです。

約5か月後(2020年3月下旬~4月上旬)

 3月下旬になってスタンディングスタートをやっているときに「手を頭の上まで振って意識は脇を前にドンと持っていくような感じ 」にすると1歩目が自然と前にでることに気づきクラウチングスタートでもやってみました。下の動画です。

2020年3月29日のクラウチングスタートです

 これもスタンディングスタートと同じなのですが、1歩目を前に出そうとする意識が強すぎて体が上に上がってしまっています。 「頭の高さを保ったまま足を速く前に出す意識」に翌日修正してみたのが下の動画です。

2020年4月4日のクラウチングスタートです

 だいぶマシになってきました。

 一歩目がどのように変わっていったかを動画のキャプチャで比較してみます。100mで、この変化がどのくらいのタイム短縮になるか分かりませんが…。

  これから、スタブロを使ったらどうなるか、まずやってみないといけません。また、2歩目~4歩目でなるべく足を地面に近く運ぶとか、加速で前傾を出来るだけつけるとか、やることがたくさんあります。

 しかし、右のお尻がまだ本調子じゃないんですよね。ストレッチやストレッチポール、軽い筋トレでしっかりほぐしていかないと…

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