練習場所(2020年4月11日更新)

 毎回タータンで練習できると良いのですが、そんな時間もお金もないので、家から自転車で15分くらいの公園か同じく10分くらいの河川敷のアスファルトが主な練習場です。両方ともgoogle mapで200mあることを確認しています。陸上chさんの「【初心者】陸上100mの練習メニューの組み方を紹介!練習メニューの基本」で「困ったら200m走っておけ!!」と書いてあったからです。なお、アスファルトの脚への負担が気になりますので調べてみました。

 「陸上競技の理論と実践~Sprint & Conditioning~」というサイトの「コンクリートで走練習は危険?(スプリンター、ランナーと路面の硬さ)」によると地面の衝撃度合いは天然芝と人工芝が同じで15 la m/s²くらい、タータンが 35 la m/s²くらい、粗い材質のアスファルトが40 la m/s²強、細かい材質のアスファルトが70 la m/s²強、コンクリートが80 la m/s²弱となっています。アスファルトの粗い材質とはどの程度なのかというと日本アスファルト協会の「アスファルト基礎知識 其の6」に「2.36mmふるいにとどまる骨材を粗骨材、2.36mmふるいを通過して0.075mmふるいに止まる骨材を細骨材といいます。0.075mmふるいを通過する鉱物質粉末がフィラー」との記述があります。今度、定規を持って行って確認してみました(下の写真)。余裕で3mmも超えています。

 衝撃度合いのデータから、明らかにコンクリートと細かい材質のアスファルトで練習するのはやめておいた方がよいでしょう。タータンや粗い材質のアスファルトでも足に負担がかかるのは確かなのですが、土や芝だと反発の感覚を掴みにくいような気がします。そこで、ミッドソールの厚めで衝撃を吸収してくれやすいと思っているランニングシューズを使っています。ナイキのエアズーム ペガサス34(2020年4月現在は35と36が発売中)とズームライバルフライは価格も手ごろです。また、アスファルトではバウンディングのような負担のかかりそうなことはやりません。

 今のところ、週3回くらい休憩も含めて1時間半程度の練習を1年以上続け、脛の内側が痛くなるようなシンスプリントにはなっていないので、練習環境としては概ね問題はないのではと思っています(この前、膝を傷めてしまいましたが、それは意識が雑だっただけのはず…)。

 ところが2020年4月8日にYouTubeの「fukuチャンネル」さんの番組「【陸上競技】芝生で走る・練習するメリット」で与那原選手によると、芝での練習は(土も近いと思いますが)膝や腰に負担が少ないほか、反発を自分で作る能力を高めることができたり、正しい接地ができているか確認できる(滑るということは正しく接地できていない)とのことでした。自転車で10分くらいのところに100m強の直線をとれる(何とか)芝のグランドがあるので、練習場所に追加するようにします。番組では桐生選手のエピソードや洛南高校、ジャマイカの陸上の環境の話もされています。是非、ご視聴ください。自分でどんな効果が感じられたかは後日、別記事でアップします。

タイトルとURLをコピーしました