2020年4月現在、新型コロナ禍で楽しみにしていた3月、4月の練習会が中止になり、陸上競技場も閉鎖され全然スタブロで練習できていませんでした。大体、最後に使ったのが昨年10月の大会で、その頃は、まだ本当に恥ずかしくなるようなスタートしか出来ていません。
しかし、1人で陸上競技場に個人利用で行っても若者たちがグループでスタート練習してると、ホントは順番で譲ってもらってもいいのだろうけど、1人で素人丸出しなのは気が引けてしまうし、あんまり練習に身が入らないなぁ、とも考えていました。
閑話休題、今回の記事は、中高生や大学生も含め、陸上初心者の方に参考になると思います。
買おうと思ったきっかけ
で、スタブロで練習したいけど出来ないなぁと考えている時にハラケンチャンネルさんの「外出自粛?だったらもう家に競技場作るわ【陸上スタート編】短距離走トレーニング」を見て「そうだ、スタブロ買えばいいわ」と思ったのでした。ちょうど飲み会も極端に少なくなり、ちょっとだけ小金が貯まってましたし。
同番組ではゴムマットにセットしています。アスファルトの上にスタブロがセットできる程度の大きさのゴムマットを敷くことも考えたのですが、練習場所まで自転車で10分も運ぶのは大変です。YouTubeの「fukuチャンネル」さんの番組「【陸上競技】芝生で走る・練習するメリット」の説明を反芻し土で使うことにしました。
商品選び
どんなものを買おうか調べたところ、陸上競技場でよく目にするNISHIスポーツのものは3~4万円もします。さすがにそこまでは手が出せないので、アマゾンでの評価も比較的よく、競技場にあるものと似てそうなEVERNEW 平行連結式スタブロJ-H EGA022(12,000千円)に決めました。EGA017は5,000円、EGA014は8,800円で手軽なのですが、 ブロックの足を載せる部分が短いです。fukuチャンネルさんの番組でスタート時は踵で踏む感じが大事という説明もあったので、ちょっと悩みながらやめました。まだ、3日しか練習できていませんが、やはり踵はあった方が良いと思います。
商品の注文と到着
アマゾンで注文してから4日で到着。取扱説明書も含め、タータンに設置するときのスパイクピン付きのレール( 把手ももちろん付いています)と左右のブロック、土に設置するときの釘2本、と必要なものはすべて揃っています。
スパイクピンは当たり前ですが尖がっているので注意です。僕は自転車で運ぶときは箱の中に入っていた段ボールをピンに刺して靴紐で縛って固定しています。
セッティング
取扱説明書のとおり、スタートラインから約1.5足長を目安にレールの位置を決めます。土のグラウンドでも河原の原っぱ(グラウンドに比べたらそこそこ凸凹がありますが、なるべく平坦な走るのに支障が無さそうなところを探す)でも問題ありません。下の動画は河原の原っぱです。取扱説明書には「釘はハンマー等で打ち込んで…」とありますが、かなり固いグラウンドでない限り踵で踏み込んでも大丈夫だと思います(ただし、自己責任でお願いします)。2020年5月2日に芝で使ってみたときは、踵で踏み込んでも、釘が奥まで入りませんでした。後述の「後片付け」の釘を抜く注意点をご確認ください。
更に翌5月3日、同じ場所で力任せに踵で釘を踏み込んだところ、釘が曲がってしまいました。
右の写真はその曲がった釘です。
なお、今回の動画では石が下に埋まっていて釘がきっちり下まで挿し込めなかったので、少し位置を変えています。
釘2本くらいで本当に固定できるのか少し疑心暗鬼でしたが大丈夫です。体重73kgくらいの僕でも問題なくスタートできます。
ブロックの位置は左図のように、取扱説明書に記述の一般的な位置にして練習しています。ブロックの角度は、これも一般的に前が45度、後ろが45度より少し立てています。スタブロなしのクラウチングスタートの練習でも同じ足の位置にしていましたが、最初は少し窮屈な感じがします。かといって足を後ろにずらすと出だしの1歩目が、その分、後ろになってしまいます。スタートラインは今の時期、クローバーの花がの目印になったりします。
足の位置の決め方は色々あるようですが、最初は一般的にするのが混乱しなくて良いのでは思います。
さぁ、練習スタート!
下の動画は2日目の練習の様子です。スタート直後、浮いているような感じがします。やはりスタブロを上手く使うコツを探っていかないといけません。
3日目の練習の様子です。大瀬戸選手がアップでスタブロを使ったスタンディングスタートをしている動画を見たので真似をしてみました。スタブロに体が馴染めるような感じがします。
その後、クラウチングスタートの練習です。スタート時に体を浮かさないように上体が地面と平行に出るような、また、 微かにですが、前足の踵で押すような意識をします。スタート後は出来るだけ前傾を保ち、坂を転がりおりるようなイメージを心掛けるようにしました。
後片付け
動画のように土が普通の固さであれば釘は手で抜くことが出来ます。釘が踵で踏んでも入らないくらい地面が硬い場合は、抜くのに難儀する場合があるので、取扱説明書に書いてあるように「軍手をして釘抜き等で力を少しずつ入れて釘を引っ張り釘が緩んだら手で抜くようにしてください」とした方が良いです。無造作にレールを引っ張ると釘が顔や目にあたったり、土が飛散して目に入る可能性もあると思います。十分に気を付けてください。
さて、この日はスタンディングとクラウチングを合わせて10本やった後、アスファルトで200mを流したのですが、足の運びが軽いこと。やはり、芝や原っぱでの練習は良いようです。
その他
取扱説明書に標準耐用年数はブロックのラバーが1年、ブロック・レールは2年と書いてありました。使用状況、環境により異なると添え書きもあります。1人で3日に1回くらいの頻度でスパイクを使わなければ、そこそこ長い間使えると思うのですが、また報告します。
最後に商品の紹介
広告ですが、下に貼っておきます。よろしかったら、どうぞ。